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eeedon 200Q Que sera sera

IYH 4 その前に

自転車の乗り方。

乗り方と言っても、やれ、「腹筋で体を支えるのが基本だ」
いやいや、「背筋こそ重要だ」とか。
「骨盤を立ててフォームを維持しろ」とかの話ではない。

自転車の乗り降りの話である。

わたしの両足は、大腿骨の骨頭と呼ばれる部分が壊死している為、
股関節の稼動域に制約がある(悲)

縦方向(歩く方)には、なんとか動かせるが、
横方向(カニ歩き)は、ほとんど動かせない。

歩くときには杖を使っているが、これに重心をあずけても、
上方向には、15cm位しか足を持ち上げられない、などだ。

だから、お笑い芸人の「なだぎ武」が演じる「ディラン・マッケイ」みたいに
一般的な、またいで乗り降りする事は不可能なのだ。
IYH 4 その前に_f0184244_6523441.jpg

では、どのように自転車に乗るかと言うと、
まず肩幅まで足を広げる。
(ここまでが限界、これ以上広げると激痛が...orz)

サドルを一番低くした状態で前方に自転車を置き、
股下に自転車ごと通過(股くぐり)させるのだ。
体の下に自転車がきたら自分のポジションまで
サドルを上げる。

降りるときは、サドルを下げて自転車を股下から
前方に引き出すのである。

つまり、乗るときも、降りるときもサドルを
上げ下げしなければ乗り降りできないのだ。

これが、面倒というか、不便というか
かっこ悪いというか。

しかも、サドルを自分の基準値まで上げて、
そこに乗る(登る)際には痛みを伴う。
当然降りるときも痛い

だから自転車に乗り降りする瞬間が一番苦痛で憂鬱なのだ。

常々なにか良い方法はないかな~
と、考えていた。

理想はハンドルにレバーが付いていて、
レバー操作でサドルが上下するのが便利だ。

停車する時や降りるときは一番下にさげる。
走り出し安定したら、サドルをポジションまで上げる。
そんなサドルがあったら・・・(夢)

いっそのこと自分で考案して特許でもとるか!
などと、本気で考えていたのだが、
無知とは恐ろしいものだ。

なんて事はない、存在したのだ
わたしの理想をかなえてくれる
そんな超秘密兵器が。

つづく。
by eeedon | 2008-11-17 22:20 | CANNONDALE:6-5