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eeedon 200Q Que sera sera

手術当日(オペ直前)

2009年8月26日(水)

拷問台みたいな手術台を中心に
いろいろな機器が設置されている。

主治医がレントゲン写真を見ている。

誰かが、「ゆっくり手術台に座って下さい」と背中を押した。
おっかなびっくり、腰を下ろす。
ここで、めがねと杖を取られてしまった。

仰向けに寝ると、スタッフがバタバタ動きだした。
まず、両足に包帯が巻かれ始めた。
右に女性スタッフ。
左に男性スタッフ。
手際よく巻いていくが、
2人で手術とはぜんぜん関係ない話をしている。
まるで、恋人同士のように楽しそうだ。

右側から別の女性スタッフが「点滴をしま~す」とブスリ。
またまた、別の女性スタッフが「心電図セットしま~す」と
わたしの左胸にセンサーをテープで貼っていく。
この辺から、誰が誰だか分からなくなり、
「血圧計をセットしま~す」の声で、ど~でもよくなった。

足の包帯を巻き終わった頃
「ベットが小さいので、足と腕を固定します」とベルトで固定。

や、やっぱり拷問台みたい。

こんな感じであっという間に、準備が整ったみたいだ。

手術室に入ってから、物思いにふけるとか、
瞑想(?)する暇なんてまったくありません。

逆に手術室に入ってから、チンタラ待たされたら、
不安感が増大したり、気が滅入るかもしれませんね。

そう考えると、病室を出るときにナースが
時間を気にしていたのも、スタッフ全員が
よーいドンでスタートする為だったのかもしれません。
ん、考えすぎかな?

そして、最後に酸素マスクが顔に乗せられ、
「まだ、眠くなりませんよ」と声をかけられた。

生まれてはじめての手術用酸素マスク。
接触面は柔らかいゴムでちょっとネバつく感じ、
色は半透明で思ったより小さい。
息を吸い込むと、

吸いづらい・・・

こんなもんで、空気足りるのかな~
と、思っているとだんだん慣れてきた。
※今思えば、マスクを乗せたときは
  酸素はまだ流れていなかったのかもしれません。

そして、人生初の全身麻酔を体験する時がすぐそこに来ました。
by eeedon | 2009-09-02 20:31 | 人工股関節